one's an ★☆美ら里日記☆★ vol.2

Entry 149   Permanent LIN K

子どもが集中できる『時間』と『環境』を保証する





ワクワク創作アトリエ『遊ぼ』さん主催の、和久洋三氏の講演会に参加してきました。


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和久氏は、『童具』という子供のおもちゃを作った、日本で最も有名な玩具クリエイター。
我が家でも、色々な『童具』をtomの育ちに取り入れているため、
以前からその著書なども読ませていただいていたのですが、
今回、久しぶりに名古屋で講演会があるというのをHPで知り、申し込んでみました。


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子どもの目が輝くとき』 和久洋三著



なぜ子どもはおもちゃで遊ぶのでしょう。
なぜ1歳になると言葉がではじめるのでしょう。
なぜ2歳半になると言語も積木遊びも驚くほど豊かな表現になるのでしょう。
なぜ3歳になると「なんで、どうして」の問いかけがはじまるのでしょう。
なぜ4歳になると友だちと楽しく遊べるようになるのでしょう。
そして、
なぜ「三つ子の魂 百まで」と言われるのに、数え年3歳までのことを憶えていないのでしょう。
なせ大人たちは子どもの底知れぬ潜在能力を見抜けないのでしょう。
なぜ天才と凡人が生まれるのでしょう。





1時間半ほどの講演会の中で、色々なお話がとても心に沁みました。


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『(ひろい意味での)表現活動』は、人が豊かに生きていく基本です。
その中で創造力が培われていく。
大人から見て、取るに足らないと思われる行動というのは、子どもにとって大事な試行錯誤の時間。
その経験をたくさん積めば積むほど、人生は豊かになる基礎ができる。


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集中することで、能力は掛け算になります。
こういった集中する快感を、幼少期にたくさん経験すると、
子ども自らが、その快感を求めて、どんどん創造力を発達させていくことができるのだそう。
そういう意味でも幼児期の一人遊びは、すごく大切。








本来、子どもは何に対しても、自分が納得できる答えを探そうとする生き物。
『イヤ!』『自分で!』は、この気持ちの表れです。
失敗から学ぶことも多い。
その中で、自分で試行錯誤しながら、自分が納得できる答えを見つけていきます。
なのに、今の私たち大人は
失敗することにマイナスのイメージを持ち、先回りをして、答えを容易に子供に用意しすぎます。
年相応に失敗経験を積むことで能力を獲得していくのに、その過程を邪魔している。
大人の価値観を与えすぎる、声を掛け過ぎる、指導しすぎる、制限を掛け過ぎる・・・
これらのすべてが、子どもの成長の芽を摘み取る行動。
子どもが集中し始めたら、声を掛けちゃダメ!
ああ、私・・・ついついやっちゃってるなぁ・・・と思わず苦笑い。







子どもは大人より劣っているという考えそのものが、大いなる慢心なんです。
大人が声をかけることで、子どもの意図に水が指され、結果中途半端になる。
そうなんですよね。
自分で『十分やった!納得できるまで出来た!』という満足感を味わうことってホント大切ですよね。
人生7合目で『まぁ、こんなもんでいいか』と妥協する大人、たくさんいます。
私もそう。
この満足感を十分に味わってこなかったので、とことん熱中することができない。
最後の8合目、9合目にこそ、本当の喜びと楽しみがあるのに、それを味あわない。
避ける、逃げる、自分には無理だと尻込みする。
そして、この基盤は『三つ子の魂、百まで』と言われるように、3歳くらいまでが大事なんだそう。
2歳半のtom、まさに今がその時です。






今の義務教育等、子どもを取り巻く環境の中で
好きなことだけを好きなだけ出来る環境を求めるのは、現実的ではないけれど
せめて、子どもが目を輝かせて熱中している場面に遭遇したら
その時間と環境を、最低限保証してあげることが大切だとも、お話されていました。


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そして、その分、現実問題で大変なのことは、お母さんが引き受ければいいわけです(笑)。
見守りつつ、自由な表現活動を保証しつつ
その結果の後始末を上手に処理するのが、親の役目(笑)。
目をかける、手を抜かない、子育てに楽をしようと思わない。
おっしゃる通りです。


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自分の気持ちに余裕がないと、ついつい些細なことで怒ってしまったり
息子との関係がギスギスすることが多い日常。





『子どもが失敗するのは当たり前でしょう?』と笑っておられた和久氏に、
ちょっとささくれ立った気持ちの表面を、暖かく撫でられたような気持がしました。



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母親業って、楽しくて辛くて・・・ほんのちょっぴり、せつないですね。


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2013/09/12   学びと育ちの環境作り     149TB 0   149Com 6  

Comment

 

isoshijimi1574     2013/09/13   [ Edit ]

最後のところ、普通なら頭で理解できるのですが、その瞬間にその言葉をまた自分に言い聞かせることがまだまだできないことが多くて・・・。
「目をかける、手を抜かない、子育てに楽をしようと思わない」なんですね。
我が家はまだまだ1歳ちょっと。これからますますいろんなことをするようになるのですから、こういう言葉をもっと自分に言い聞かせないと・・・
と思いながら拝読させていただきました。

 goopee1575   isoshijimiさんへ   2013/09/14   [ Edit ]

私もそうです。f^_^;
頭では理解できて、ああ、本当にそうそう!…と思っても
いざその場面で、自分の気持ちに余裕がない状況だと
なかなか冷静にはいられないこと、たっくさんあります。
それでも、普段心に留めてるだけで、いっぱいいっぱいになる頻度が減るといいな♪

イヤイヤな時期は、本当に試練です(笑)。
可愛くもあり面白くもあるんですが、自制心が試されまくり(笑)。

tamapachi1576     2013/09/14   [ Edit ]

うんうん、とうなづき人形になりながら、読んだよ。今はせっかく家で子どもと時間を共有しているのだから、子どもにあわせてあげたい!。。。けど!精神的にいっぱいいっぱいになる!なるべく、我が子に執着しないようにしたくとも、向こうが甘えてくることもあるし。自由をあたえることは、「放任」ではない、ということ。そして、彼らには選択する権利があること。日本の公教育にもっとしってほしいよなぁ。。。東京でもキャンセルでますように(笑

 goopee1580   tamapachiさんへ   2013/09/16   [ Edit ]

私も現実問題、なかなか余裕がある時ばっかじゃなくて
冷静になれたり、視野を広げてくれる考え方に触れるのって、いい機会になってる。
母親ってついつい子供に関しては、自分の中に取り込みがちになるから
幼児とはいえ、ひとりの個性や自己のある人間だって視点を
軽視しちゃうことがあるような気がする。
でもって、それを愛情っていう言葉で正当化しやすいっていうね…。
9月末の東京での講演会、空きがでるといいね♪

和奏1588     2013/09/18   [ Edit ]

読んでてグサグサと
心に突き刺さりました^^;

わかってはいても
いつも心穏やかにはいられないし、
現実は難しいですよね(;^_^A
人のお子さんだとやんちゃしても
笑ってられるんだけどなぁ〜^^;
反省の毎日です(;^_^A

 goopee1595   和奏さんへ   2013/09/20   [ Edit ]

あはは、私もですよ~。(^^;
ぐっさぐっさ突き刺さりまくりです。
いや、判っていても・・・いつもその通りに自分を御するのは至難の業です。

ホント、よそのお子さんだと、冷静に微笑ましく見ていられるんですけどね。
やっぱり当事者になると、ダメだったりすることがありますね。
それでも、少しでも心穏やかに過ごせるように・・・いろんな刺激は大事にしていきたいです。


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