7歳9ヶ月のどんぐり問題






3学期、始まりましたね。
我が家の息子も、今日が始業式。
提出する課題やら、道具箱、上靴などを手に、
『あ~あ、ついに冬休みが終わっちゃったなぁ』 とつぶやきながら
登校していきました。


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さて。
2年生の息子のいる我が家では、
ウチ勉として、
どんぐり倶楽部の良質の算数問題に取り組み中。
去年の年末の分を、
さらっとご紹介しますね。









【0Ⅿ×15】 → おタカラ帳
しげっちが おともだちの なふだっちと あそんでいます。ふたりとも どんぐりあつめを しています。
しげっちは みぎてに 3この どんぐり、ひだりてに 4この どんぐり、
なふだっちは みぎてに 1この どんぐり、ひだりてに 8この どんぐりを もっています。
では、しげっちとなふだっちが りょうてに もっている どんぐり ぜんぶを くらべると、
どっちが なんこすくなく もっているでしょうか。

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「ふなたっち」と「しげっち」
tomが間違えて描いているのは、私が読み間違えたからです
tom自身も絵に落とし込む時に、
この両者を取り違えてしまって、不正解。
とんだそそっかし母子ですね。(^^;








【0Ⅿ×26】
うさぎの おべんとうやさんが おいしいおいしい おべんとうを うっています。
おべんとう1つは にんじん4ほんと こうかんしてくれます。
きょうは みんなで こうえんに いって このおべんとうをたべることにしました。
みんなで 5この おべんとうを かうとすると にんじんは みんなで なんぼん ひつようでしょう。

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学校で習い始めた九九。
その概念を、どんぐり問題の中に発見して
とても嬉しそうだった息子。
ちなみに、ニンジン型のお弁当箱に、4本のニンジンを当てはめているそうです。
(ちょっと紛らわしいかな
公園が賑やかで楽しそう♪








【2Ⅿ×57】 → おタカラ帳
ダンゴ虫のお母さんが、900円で
子ダンゴ虫3匹に、同じお菓子を10個ずつ買ってあげようと思っています。
お釣りが出ないように買うと、1個何円のお菓子を買えばいいのでしょう。

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大きな数を、どうやって描けばよいのか試行錯誤。
100円玉描いて、
それを細かく分けていきたいのだけど、
どうして良いかわからなくて、ぐるぐるぐる~。
「できない」 「こんなんわからへん」なんてマイナス発言のオンパレードでした。(><)
ここのところ、毎日のように課されてた
九九の暗記テストの影響もあったのだと思います。
早さを求めると、どうしてもじっくり考えることを拒否しがちですね。
ということで、おタカラ帳行きです。







それにしても、
この状態はよくないな~。







我が家では、
母が0Ⅿ~2Ⅿの問題をランダムに5、6問用意しておき、
その中からtomが、その日やる問題を選ぶ形式。
ここのところの九九暗唱地獄とのバランスを取るべく、
『tomが絵を楽しめそうな問題』 を
少し多めに用意することにしました。







【0Ⅿ×38】
みみずが すきな ながい へやが 6つ あります。
1へやに 4ひきずつの みみずが はいっているとすると
みんなで なんびきに なりますか。

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案の定、ノリノリ(笑)。
みみずの部屋同士を行き来できるようにつなげたり、
絵を描きながら、母にも共感してほしいのか、
左ページの部分は、おしゃべりをしながら取り組んでいました。
心なしか、絵も生き生きしているような♪
問題の内容自体は、九九を意識させるような問題を大目に混ぜ込みました。
暗唱という刷り込みの知識だけでなく、
九九という道具の便利さを、
自分で納得しながら、味わってほしいなと思ったのです。







【1Ⅿ×73】 → おタカラ帳
5分で2枚のカードを作ることができるカード製造機があります。
できたカードは順番に積み重ねます。
1枚のカードの厚さは3㎜です。
では、作り始めて30分後にはカードの厚さは何㎝何㎜になるでしょう。

名称未設定 1

こちらもそう。
生憎、5分で2枚がスコンと抜けてしまって、
5分で1枚で計算しちゃったのですが、
絵はとても楽し気で、
計算も丁寧に積み上げようという意思が見えて、ホッとします。







【0Ⅿ×48】
いろいろな いろの ろうそくを つくることができる ろうそくめいじんがいます。
いままでに 12しょくの ろうそくを つくりました。
きょうは、あたらしく 3しょくの ろうそくを つくりました。
あしたも 3しょくの あたらしいいろの ろうそくを つくるとすると、
あしたで なんしょくの ろうそくが できますか。

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ろうそく名人の絵が、ちゅらになってる♪
ロウソクの色もカラフルで、とても楽しそうに描いていました。







【0Ⅿ×35】
ねんどがすきな ねこと ねずみが、ねんどで ねんどだるまを つくりました。
ねこが つくった だるまには ひげが 6ぽん、
ねずみが つくった だるまには ひげが 8ぽん ついています。
ねこは だるまを3つ、ねずみは だるまを2つ つくりました。
では、どちらがつくった だるまの ひげが、なんぼん すくないかな。

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こちらも可愛い♪
掛け算っぽい問題を色々混ぜ込んだのですが、
すべての問題について気が付くわけではないのが、面白いですね。
ひとつ前の問題は、足し算の積み上げ、
そしてこちらの問題は、「正」の字を使ってカウントしています。
「正」の字の使用は、
このあとちょくちょく見られるようになるのですが、
一体どうやって仕入れたのでしょう?
また機会があれば聞いてみたいものです。







【1Ⅿ×62】
朝早く目覚めたハム次郎は、どういうわけか、突然もっと筋肉をつけようと思い、
どうしたら筋肉が付くのかを色々と調べました。
その結果、筋肉豆腐の半分が蛋白質で、その蛋白質の半分が筋肉になることをつけとめました。
では、100gの筋肉を付けるには筋肉豆腐を何グラム食べるとよいでしょう。

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ついに来た!筋肉問題(笑)。
さて、どんな絵を描くのかと、ワクワクしながら横目で見てました。
ハム太郎のイメージにこだわりがあったらしく、
すごく丁寧に、細かい格子模様を描いています。
どうやら東京オリンピックのキャラクターのイメージらしいです(笑)。

割合という概念の導入のような問題です。
右上の豆腐の絵を前に、うーーーんと唸っています。
「蛋白質って何?」なんて質問も出ました。
筋肉豆腐の中に数字を書き込みつつ考えているうちに、
イメージがつかめたようです。








【0Ⅿ×61】
ずるい すずめの ずるすずめが 
ひまな すずめの ひますずめと あわてんぼうの あわてすずめに いいました。
いまから おかしを くばります。
「ぼくが1つで きみ(ひますずめ)が1つ、 ぼくが1つで きみ(あわてすずめ)が1つ。・・・・・」
さて、ずるすずめが おかしを 6こもっているとき、ひますずめは なんこの おかしを もっているでしょう。

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「ずるすずめ、本当にずる過ぎる~!」と大笑い。
絵を描くだけで答えが出てしまう問題は、
ノート右半分が、未使用のままな場合が多いです。







【2Ⅿ×60】
恐竜の卵チョコレートが100円で売ってあります。
ガメラ君はこのチョコレートを3個買いたいのですが、120円しか持っていません。
ガメラ君のお小遣いが、一日で30円だとすると、後何日我慢すれば買えるでしょう。

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左上に、店先にある恐竜の卵のディスプレイ。
左下には、現在の所持金120円と、
欲しいと思っている3個のチョコが。
そして右のページでは、
1日増えるごとに所持金がどう増えていくのかが、お金で表されています。
九九の暗記テストにも無事合格し、
本人も肩の荷が下りたんだろうな~(笑)。
丁寧な絵の様子、楽しんで取り組んでいる様子に、
母もホッとしました。






【1Ⅿ×74】
5分で3枚の巨大カードを作ることができるカード製造機があります。
できたカードは順番に積み上げます。カードの厚みは10㎜です。
この機会は、積み重ねたカードの厚さが15㎝になると自動的に止まってしまいます。
では、11時45分から機械を動かしはじめると、何時何分に機械は自動的に止まるでしょう。

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カード製造機、再び(笑)!
今度はかかった時間を問われる問題ですね。
上段の製造機がスタート時。
5分で3枚のカードが出てきたところです。
その後、着々とカードが作られ、下段の製造機は25分で停止。
15枚のカードを5枚ごとで数え、合計の厚みを15㎝としています。
仕切られた枠の中の「正」の字は、
左が3枚、右が5分を表しているそうです。
最初は25分と答えを出そうとして、
通し読みで、求められている内容が違うことに気が付いて、
12時10分と書き換えました。










楽しんで取り組む姿が、少しずつ戻ってきたかな♪
分かりやすく丁寧に描くこととか、
頭の中で考えて分かったとしても、絵は端折らず描こうということは、
継続して伝えていきたいと思います。
そして、次の選択肢の中には、
数が大きい問題や、絵を動かさないと解けないような問題も
こそっと混ぜ込んでおこうかな・・・なんて(笑)。









3学期も頑張りましょ♪







+ + + + + + + + + + + 

希望通りに、
3学期が始まるまでに、
1/2(水)、1/5(土)、1/7(月)と、3回スキーに行けた息子。
最後の7日は母が仕事だったため、オットとふたりして滑り倒してきたそうです。

8時半~11時 スキー (リフト10本以上)
センターハウスでランチ
12時~14時半 スキー (リフト10本以上)
センターハウスでおやつ
15時から17時半 スキー (リフト10本以上)

毎回これが当たり前のtomはともかく、
オット、頑張ったなぁ!!

今回、息子はパラレルターンのコツがちょっとわかったっぽい。
(一生懸命、母に説明してました。)
そして、お気に入りのコブやジャンプ台にも挑戦。
上手な人の滑りを見て研究しては、
自主練を繰り返していたみたいです。

『アグレッシブなコースを走りたい』っていう去年とは違って、
今年は、『こういう技を身に付けたい』とか
『こんな滑り方がしたい』っていう目標をもって、
それにあった場を探しては練習している姿を見かけます。

どんぐり問題は、
自分で考え、試行錯誤し、理解していく力を育てるもの。
共通点があるな~と、感じながら取り組んでいます。

机上においても、
実生活においても、
こういう経験はたくさんさせてあげたいな。

ご興味あるかた、ぜひ♪


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