おこづかいハジメマス。
▼息子も小学3年生。
今までは、特に決まったお小遣いというものを与えていなかったのですが、
ぼちぼちどうかな~と思って、
少し前から勉強し始めたました。

定額制、ご褒美制など色んな方法があるけれど、
まずは以前から気になっていた、こちらの書籍を一読。
すでに絶版になっているので、
図書館でお借りしたものです。
『仮想銀行による複利金利方式』
なかなか良さそうだったので、
さらに色々ネットで調べていたところ、
こんな素敵なツイッターも発見♪
内容的には上の書籍と同じ、複利金利方式で、
投資と浪費を子供に学ばせる工夫もあります。
その手法について、非常に判りやすくコンパクトにまとまっているので、
ぜひ皆さんとシェアさせてください。

◆◇◆◇◆ 『myはぴぃ』さんのツイッター記事より ◆◇◆◇◆
父は私が10才の時に10万円を渡してこう言いました。
今からこのお金をお前が管理するんだよ、
いつどこで何を買っても構わない。
ただし毎月のお小遣いは持っている総額の1%だよ…
自分で計算して毎月、お父さんに請求しなさい!
そこから父のマネーの教育が始まりました
当時、小学4年生の私にとって10万円は悪魔的な魅力でした。
それまでまったくもらってなかったおこずかいが一気に1,000円!
慎重な私は、はじめの1ヶ月はおこずかいを使いませんでした。
当然次の月のおこずかいは1,010円…
嬉しさで気が緩み、私は禁断の消費に踏み切ってしまったのです。
どうしても1回だけ買い物をしたい…
父の顔色を伺い、はじめて買ったのは100円アイス…
私の身体と脳みそは一気にとろけてしまいました。
心の悪魔は、私に向かってこうささやいたのです
「2ヶ月で10万円から増えたお金(アイス買ったので1,910円)…別に使ってよくね?」
夏休みの開放感もあり10才の私にとって、
欲望をおさえることは到底無理でした。
9万→8万→7万…
お店で好きなものをカゴに入れ、
好きなアイスはハーゲンダッツに格上げ…
盲目のゆでガエル状態になっているのを見計らって、
父が私に問いかけてきました。
たくさん買い物したようだね。
3万円使って残り7万円だから
今月のおこずかいは700円だ(不満そうな私…)
ところでおこずかいが1,000円に戻るまで
どれくらい時間がかかるか知っているかい?
そう3年だ、
おまえは3万円使ったのと同時に大切な「時」も、失っているんだよ。

10才のときに父に突然10万円を渡され、
毎月のおこずかい1%ルールで生活することに、
しかし稚拙な私は散財を繰り返し「時」を失ったことに気づく。
複利を知った私は、
3年かけてなんとか貯金10万円に回復。
中学生になった私に、父は新しいおこずかいのシステムを提案してきた。
中学になった私に、父はこう言いました。
おこずかいの新ルールはこうだよ。
君の現在持っている貯金10万円の1%以上を投資目的
(本やノートなど勉強、経験やスキルアップに関係する物) に使用すれば、
次の月はお小遣いは3%あげようじゃないか。
自分で考えて父さんに請求してきなさい。
「投資」…どゆこと?
中1の私はいまいちよくわかりませんでしたが、
とりあえず使った方が得で、
1,000円丁度で使えば3,000円もらえる
…と頭の中で損得の計算だけは速くなっていました。
じゃあマンガは投資だ!とゴネる私に、
父は優しく丁寧に「投資」について説明してくれました。
マンガ家になるならよいが、
君はマンガを読んだら飽きていつもすぐ捨てちゃうだろ?
一時的に気分が良くなる物は「消費」なんだよ。
大切な本は本棚に残ってるよね、
将来、知識が増え、君を幸せにしてくれる物が「投資」なんだ。
それで、その右手にもってるアイスバーはどっちなんだい?
言われなくても分かってます (後ろを向きアイスを食べる私…)
それからというもの、私は考えてお金を使うようになり、
自分に投資することを習慣化するようになりました。
すると不思議な事に徐々に知識を増やしたい、
色んなスキルを学びたい気持ちが膨らんできたのです。
中学生の時に自己投資と複利について学び、
月に2%複利で増加すると年間26.8%、
中学を卒業するころには10万円が2倍の20万円にになっていたのでした。
複利ってすごい…
そう実感していた時、父が言ってきました。
その複利のパワーをさらに引き出す方法を教えてあげようじゃないか
君の現在の預金の20万円の1%の自己投資(本やノート)を3%に増やしたら、
お小遣いは元本の5%あげよう。
あと、言っておく事があるんだが…
君が本当は貰うはずだったお年玉を父さんが預かってたんだ。
それを分割し毎月5,000円ほど、元本預金に加えていこうじゃないか
そのルールで20万だった預金は上昇カーブを描きだしました。
高2で31万円、高3で46万円、
卒業の時には、なんと64万円になっていたのです。
自己投資3%ルールでしたが、
交友関係もひろがってきたので、
ある程度は娯楽費も認めてくれていました
(娘の私には、甘ぁ~いお父さんだったのです笑)
甘い…そういえばお父さんて私に怒らないよね?
「あたりまえさぁ、君が頑張る姿をみると、
父さんも背中を押されるんだ。
そんな宝物にひどいことはしないよ。
それに勉強しなさい!!って怒鳴って、
はい!勉強しますっ。なんて言う子、どこにもいないさ。
君は本当によくここまで頑張った。」
◆◇◆◇◆ 引用⇒ 『myはぴぃ』さんのTwitterより ◆◇◆◇◆
・・・というわけで、
親の仮想銀行と複利金利方式に興味津々な私ですが、
『最初の元金をいくらにするか?』
『金利を何パーセントにするか?』
将来の発展性を考慮しつつ、現在検討中です(笑)。
出入金の記録、
いわゆる 『お小遣い帳』 はどうしようかな~?
色々調べた中で、
今、一番気になっているのが、これです。
↓

A4用紙に両面カラー印刷してみました。
このお小遣い帳の良いところは、
お財布の中のお金(手持ち金)と、
通帳の中のお金(預金)を、同時に管理し記載できること。

マナブーのマネーノート(第二版 平成23年度改定)(PDF形式 5,445キロバイト)
仮想銀行の残高を 『貯金』。
『今月の残り』=手持ち金なので、
この両方の月末の合計額に複利金利を掛けて、翌月のお小遣いを決めれば良さそう。
そして、実際に物を買う前に一度立ち止まり、
自分でお金の使い方を子供自身が考えられる工夫がされているところなど、
初めてのお小遣い帳として、とても秀逸だと思います。

↑
アプリだと、こちらが良さそう♪
まずは紙のお小遣い帳を導入して、
成長と共に、こうしたアプリで情報共有していくのもアリですね。

小学生のおこづかい

親子で行う「お金の教育と学習!」

子どもの金融教育を考える
おススメの書籍、
良いアイディアなどあれば、ぜひ教えてくださいネ。
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snowさんへ
おはようございます。snowさんはお引越しを済まされて、
ぼちぼちと落ち着かれたところでしょうか?
新しいお住まい、きっと素敵なんだろうなぁ♡
お小遣いに関しては、子供のタイプもありますので、
親としての方針&我が子とのマッチングを考えながら
導入していけたら良いなと思っています。
snowさんのオススメとあれば、間違いなさそう♪
早速、図書館で探してきますね。
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