どんぐり茶話会と旅行中の学習
▼先日、岐阜市内で開催された
『どんぐり倶楽部』 の茶話会へ行ってきました。

参加者は全部で8組。
お子さんの年齢も、下は取り組み前のお子さんから、上は高校生までと幅広く、
色々なお悩みやお話を、伺うことができました。
学校との付き合い方
宿題制限について
実際取り組んでみてのお子さんの様子
完璧主義をどうすればいいか・・・etc
話題は尽きず、予定していた午前の部はあっという間に終了。
ご厚意でそのまま場所をお借りし、
午後からは
実際に、お子さんが取り組んだ問題もたくさん見せていただり♪
息子と年の近いお子さんの様子なんかもお聞き出来たり・・・で
我が子とも重なるような逸話の数々に、
肩の力が抜ける思いでした。


そんな茶話会に、
我が家もtomの了解を得て、4冊のクロッキー帳を持参。
主にみていただいたのは、
この夏の沖縄の後半にチャレンジした、新しいノートです。

夏休みの宿題は、登校日に前倒しで提出し終わっていたので、
旅行先にはどんぐり問題を持参していたのです。
毎朝、朝ごはんのお手伝いに行く前に、
こんな感じで取り組んでいました。
外でやるのも、気持ちいいんですよね~♪
そんな取り組み問題を、いくつかご紹介。
【3Ⅿ×42】 → 正解
赤卵と青卵と黄卵5個ずつで位取り遊びをしました。
十の位に付くと10点、一の位に付くと1点ゲットできます。
赤卵の合計は41点、青卵の合計は32点、黄卵の合計は50点でした。
十の位には一の位で付いた卵の何倍の卵が付いたのでしょう。

左ページで各色の十の位と一の位の配分を、お金に置き換えて描きました。
右ページに移って、十の位に全部で12個の卵が付いていて、
それが一の位の合計の3個と何倍差があるのかを考えます、
割り算のひっ算はまだ習っていないので、
掛け算の逆算をしたようです。
各位の合計点数の倍数を出し、
あっと気が付いて卵の個数の倍数に直していますね(笑)。
【3Ⅿ×93】 → 正解
450円の入れ物に同じ値段の柿を6個入れて1000円払うと190円のおつりが来ました。
柿1個の値段を求めなさい。

まずは、1000円からおつりの190円を引いて、買い物の合計額が810円であることを求めています。
これは100円玉8枚と10円玉1枚で表記。
そのうち450円分をぐるっと囲って、入れ物代を差し引き、
50円玉6枚、10円玉6枚で表しました。
(1円玉については、描いたものの使っていない。消し忘れだそうです。)
これを柿6個に割り振って均等に割り振って、
1個の値段を求めたそうです。
【3Ⅿ×96】 → 正解
隣の増田君の飼っている巨大緑亀の一家は、お父さん亀の体重計が70kgで、
お母さん亀の体重の2倍あるそうです。
また、子供の亀は、お母さん亀の体重の5倍もある超巨大緑亀だそうです。
では、緑亀皆の体重を合わせると何kgになるでしょう。

妙に悟りを開いたような表情の亀(いや、これ亀?)です。

お父さんの体重70kgを起点に、
半分のお母さんの体重と、そのお母さんの5倍の子供の体重を求め、
全部を合計します。
子供の体重を求めるのに、掛け算ではなく足し算を重ねるあたり、
二桁の掛け算より足し算のほうが、馴染み深いのでしょうね。
【2Ⅿ×56】 → 不正解
メエメエさんが、メソメソくんに同じ値段のお菓子を2個と、
そのお菓子1個の丁度3倍の値段のするアイスクリームを買ってあげます。
皆で400円だそうです。
ではお菓子1個の値段とアイスクリームの値段を考えてみましょう。

お菓子の合計額とアイスクリームの額の値段差が3倍というのは、理解できていたのですが、
求めるのは、お菓子1個とアイスクリームの値段というのは、
スコーンと抜けてますね。
左ページの右下の表には、『2こにわる』って、
ちゃんと書いてあるのにね(笑)。
【2Ⅿ×17】 → 正解
クジラのマッコ君、ザット君、シロナガ君が宝探しをしています。
どの宝箱にも2個の宝が入っています。
今回は3個の宝箱を見つけたら1度ゴールに戻ります。
今、マッコ君が2回、ザット君が4回、シロナガ君が3回ゴールに来ました。
では、皆で100個の宝を集めるには、宝をあと何個集めなければならないでしょか。

宝箱に2個の宝が入っていること、
3個の宝箱を持ってゴールへ戻ることは、左ページで絵に描いています。
左下の表は、3人がそれぞれ持って帰った宝箱の数を上段に、
その中身の宝の数を下段に描き、3人の合計が54個であることを確認。
右ページで、100個の丸を各人の色で色分けし、
答えを46個と求めました。
今までだと100個の〇を思いつくまま適当に描いていたのですが、
10ずつまとめて、見やすくする工夫をするようになってきました。

男の子なので、絵は雑ですが・・・
息子なりにちょっとずつ工夫することを覚えてきているんだなぁ。

問題自体も、3年生になってから難易度を少し上げました。
やれていない0Ⅿや1Ⅿの問題はひとまず横に置いておいて、
2Ⅿや3Ⅿをメインにしています。
以前のように、描いた瞬間答えが出ることはなく、
描いた絵を自分なりに丁寧に解き進めたり、まとめたり、
工夫することが求められるので、取り組むのにパワーが必須。
『やる気』がない時には、全く頭が回っていないのが丸判りなのです(笑)。

子供の学習と育児教育としつけ

小学生の家庭学習

「考える力」を育てるどんぐり倶楽部
息子と一緒に試行錯誤しつつ、
これからも、我が家なりの取り組み方を探していけたらいいな。
もしご興味ある方がいらっしゃれば、
ぜひご一緒にやってみませんか?

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