休校中のとんぐり算数問題①
▼3ヶ月にわたる休校生活。
岐阜でも6月から分散登校が始まり、
問題がなければそのまま通常登校へと移行することになりました。
休みの間は、週に4~5問のペースでどんぐり問題に取り組んでいた息子っち。
パッと解いてしまったものは除き、
息子なりの個性が出ているかな・・・という問題を中心に
まとめてご紹介したいと思います。
【3Ⅿ×71】 → 正解
5本の旗が5000mmおきに一列に並んでいます。
この時の1本目から5本目までの距離と同じ長さが1周の長さになっている真丸運動場に
等間隔に5本の巨大花火を置くのですが、
巨大花火と巨大花火の感覚を何m何cmにすればよいでしょう。

mm、cm、m、kmなどの単位換算は、概ね理解できているようです。
(もし引っ掛かりが見られるようなら、単位換算表を一緒に作成するのもいいかも♪)
等間隔という言葉に少し引っかかったみたいで、
『同じ距離ってことでいいんだよね?』と聞かれました。
右ページでも絵に出来ているかな?
4年生になったので、一応式も意識するように伝えてみました。
【4Ⅿ×30】 → 正解
モグラのもぐもぐは、今日からトンネルの壁塗りをします。
もぐもぐは何時も午後は午前の3倍の仕事をします。
児湯は午前中に全体の12分の1の壁を塗りました。
では、このトンネルの壁塗りは何日で出来上がるでしょう。

午後は午前の3倍の仕事をするモグラ。
左ページで表にしました。
今日の午前の仕事が全体の12分の1なので、
今日の午後の仕事は全体の12分の3にあたることは読み解けた模様。
後は、1日目、2日目、3日目・・・と、12分の12になるまで足し込み計算。
息子にとっては、掛け算よりも足し算のほうが、
まだまだ安定して使える道具のようですネ。
【4Ⅿ×70】 → 不正解
今年の夏休みに、子供会で宇宙旅行に行くことになりました。
この旅行に使えるお金は全部で5000億円です。
旅行にかかる費用は大人一人300億円、子供一人140億円です。
ただし、子供一人につき大人一人が付いていくとすると、何人の子どもが旅行に行くことが出来るでしょうか。
また余ったお金は幾らになりますか。

子供会の旅行先が宇宙なんていいなーーーとすっごく羨ましそう。
というのも、私、今季の子供会の役員になったのですが、
この問題に取り組んだのが、夏の子供会旅行は中止が決まったばかりの時期だったのですよね

大人一人と子供一人がセットなので、
一組につき300億円+140億円=440億円かかります。

そこから延々と足し算をしていくのですが、黄色の枠内の計算で
2640+80で計算しちゃった~。
本当は2640+880とすべきだったのですよね。
でも計算の時、すぐ脇に何回目かという数字を書き入れる癖があり、
こんがらがってしまったみたいです。
大人目線では、5000÷440の筆算すればいいのに・・・と思いがちですが
息子は息子なりに、どうすればいいのかの道筋はついているようなので、
気が付くのを気長に待とうと思います。

【3Ⅿ×97】 → 正解
今日のおやつは、体重の重さで貰える数が違う体重おかしデーです。
今日は体重5kgにつき3個のホッペタオチソーダ飴を貰えます。
クラベダヨン君は15000g、ゾウガメラ君は365kg、アザラシアン君は42kgでした。
3人が貰える飴を合わせるとみんなで何個のホッペタオチソーダ飴を貰えるでしょう。



本人からの聞き取りをもとに、その分は( ) で補います。
クラゲダヨン君は15kgなので、(15kg÷5kg=3)、3個×3=9個。
ゾウガメラ君は365kgなので、(100kg÷5kg=20で、300kgだと20×3=60個)、
よって、300kgだと60個×3=180個。
(残りは65kgなので、65kg÷5kg=13、3個×13=39個)
180個+39個を筆算で計算し、219個。
アザラシアン君は42kgなので、(42kg÷5kg=8あまり2)、3個×8=24個
合計は、9個+24個=33個、33個+219個=252個
・・・といった感じで求めたそうです。
途中式が抜け抜けで、後から母が見ても絵からだけではチンプンカンプン。
息子の補足説明でやっとこさ判明。

考えた跡がわかるように描いてね~と、改めてお願いしました。
【4Ⅿ×26】 → 正解
カブト6匹とクワガタ5匹を缶に入れて重さを計ったら2kg860gでした。
缶はカブトと同じ重さで、カブトは6匹とも同じ重さ。
クワガタは3匹がカブトと同じで、他の2匹はカブトの丁度半分の重さです。
では、軽いクワガタ1匹の重さは何gかな。

カブト6匹とクワガタ5匹の入った缶が乗った秤、重さは2kg860gです。
カブト6匹と缶が同じ重さであること、
クワガタ3匹はカブトと同じ重さで、2匹はその半分の重さであることも絵になっています。
つまり、カブト11匹分で割ればいいのですよね~。
一度はひっ算でやってみようと思ったものの、
途中で混乱して、やっぱりいつも通りのお金形式にかえたようです。
求めた答えを2等分して、軽いクワガタの重さを求めました。
【3Ⅿ×97】 → 正解
ニョロは運動会で使うハチマキのお金を全員から集めました。
ハチマキは1本123円で生徒は36人です。ところが、ニョロのところに集まったお金は4320円です。
どうも誰かが金額を間違えたようですが、誰が間違えたのか分かりません。
そこで、不足分を全員で出し合うことになりました。一人何円出せばいいでしょう。

126円のハチマキが36本ですので、筆算で合計金額を求めました。
集まったお金は4320円ですので、差額の108円を36人で分けて
一人分の支払い額を求めます。
ここでも割り算の筆算は使わず。
2桁の割り算は、まだちょっと荷が重いかな?
学校が始まると授業でも習うと思うので、
その時にハッと気が付いてくれるといいな~♪
+ + + + + + + + + + + + + +
今年度の息子の担任は、新卒の男性教師。
先日面談があったので、
家庭学習に関する我が家のスタンスをお伝えしてきました。
漢字ドリルや計算ドリルは、前年同様でOK。
今年度から始まる自主学習ノートは、
どんぐり問題の提出で構わないとのこと。
3年のときの担任先生からも、申し送りをして頂いてたみたいで、
ありがたかったです。
学校が始まると、
かなりタイトなスケジュールになると思うので、
息子が少しでも安定して生活できるように、
母もストレスをためは過ぎないように、気をつけたいです。
↓

「考える力」を育てるどんぐり倶楽部

子供の学習と育児教育としつけ

健やかに賢く育てたい親たちのブログ
スポンサーサイト
↻