積み木で見る【ごっこ遊びと再現遊び】
▼ごっこ遊びの大好きなtom。

最近、こちらの和室で、積み木やら木製レールやら、
トミカや動物などのフィギュアを使った空想&創作遊びに、ものすごい集中力を見せております。

こちらは、空港の滑走路なんだそうで・・・。
プラステンで作ったのは、滑走路上の誘導灯(笑)。
自分の手で、離陸の瞬間を再現しながら、説明してくれます。

積み木は、工事現場の資材にもなります。
いちいち、フォークリフトやトラックを使って、運搬するのも笑える。


踏切の遮断器のところに、積み木が山積み!
『これじゃあ、通れないよ~』 というと、
『そうだよ。ここは古くなって危ないから工事中なの。ほら、ここ見て。』

・・・などと言いながら、『注意』 の看板を指さしてきたりして(笑)。
生活で見聞きしたこととのリンクが、ぐぐっと進んできてるな~と感じる場面が、増えてきています。
ところで、『ごっこ遊び』 という言葉を検索していたら、
『再現遊び』 という言葉を目にすることが、ちょこちょこありまして・・・。
『再現遊び』 とは、なんぞや?
発達が気掛かりな子の特徴のひとつとして、見かけることの多い言葉です。

いわゆる、ビデオの巻き戻しのように、
自分で見たもの、その日経験したこと、もしくは 空想上の出来事などを、『再現』 する遊びのこと。
『ごっこ遊び』 とは少し異なり、
まるで脚本に沿って一連の決まった流れを 監督しているような状態のことなのだそうです。
ん?
しかし、そういうの・・・我が家でも良く見かける気もする。
ごっこ遊びとは、どう違うんだろ?
調べてみると、『ごっこ遊び』できているからと安心していたら、
実はそれはごっこ遊びではなく、再現遊びをしているだけというケースもあるらしく、
ひとり遊びでは、見分けにくいものなんだそう。
見分けるには、他者を介入させるといいらしい。
親よりも、当人の意思に沿わない子ども同士だと、より判りやすいとのこと。
その中で、お互いに、その場の共通の認識のもとに臨機応変に遊べていれば、ごっこ遊び。
つまり、相手との関係に合わせて、遊びがフレキシブに発展していくような状態ですね。
それに対して、再現遊びは、脚本(パターン)を正確に再現しようとするもの。
自分の中に、確固たる脚本があり、誰と遊んでいようが、自分の脚本通りに遊ぶことを要求。
それに沿わない行為は、『それは違う!』 と、拒否。
子ども同士でやると、相手とのトラブルに発展しがちなんだとか。

息子も、よく日常の中の場面や、遊びに行った時の様子を再現して楽しむので、
あれれ?・・・と、気になりだしまして。
時には強く拘って、ゴネゴネとかもありますし。^^;
『ママ、一緒にあそぼ~♪』
誘われて、息子に付き合いながら、遊んでいる様子を見ていると、
こちらの希望に合わせて、遊びが変化していくことも楽しめているようですし、
母の提案を、『あ、それいいねぇ♪』 と、受け入れて発展させたり、
『そこはそれだとおかしいんじゃない?』 という声掛けにも、
『でも、tom君はこうしたいんだよねぇ。あ、でもそっか!これだとうまくいかないかも・・・ブツブツ』
といった場面も見受けられて、
どうやら『再現遊び』も『ごっこ遊び』 も、どっちも成立しているみたい。
他人や他人と遊びに対する興味は、まだ高くないけれど、
自分の展開している遊びを、誰かと共有することに関しては、
日頃から楽しそうに遊べているようだし、大丈夫そうかな?(*^^*)

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ひとり遊びの好きな、ひとりっ子。
時にオトモダチと一緒に遊ぶよりも、自分ワールドを好む場面も多い息子ですが、
息子なりに、のんびりと成長しているようです。
やや、社会性はゆっくりめの男児ですので、
これからもゆるゆると見守って行けたらいいな・・・と思います。
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